アニメを見るように活字を読む!ライトノベルは新しい

ライトノベル
今の若者の間で小説といえばライトノベル。 作品によっては100万部を突破するほど売れている作品もあり、その人気がうかがえます。 ライトノベルは若者の読み物という印象がありますがメディア化も豊富でコミック・アニメはもちろんのこと実写映画化されたり、ある作品はハリウッドで映画化されたりと幅広く展開していますし、作品によっては若者だけの読み物とは限りません ではライトノベルとはどのようなものでどんな作品があるのか、ご紹介します。

ライトノベルってなに?

ライトノベルは主に中高生向けに小説で、挿絵の多さやマンガのように軽く読みやすい文体であることからそのように呼ばれています。

一般の小説とライトノベルを分けるこれといった明確な定義はありませんが、表紙や挿絵にアニメ絵が載っていて内容が若者向けであることが定義の一つです。 読者層も中高生向けですが、実際には30代の読者も珍しくありません。

ライトノベルが生まれた年代が1980年代頃であり、10代の頃に購入していた人たちが継続して購入していることに影響しています。 そんな中でもおススメできる作品をいくつかご紹介しましょう。

物語シリーズ 西尾維新

高校生の主人公が「怪異」と呼ばれるものにかかわった少女たちと出会い、その怪異にかかわる事件を解決していく。西尾維新の特徴ともいえる言葉遊びやパロディ、メタ発言といった会話劇という一面のある作品で、読者によってはストーリーよりも登場人物たちの掛け合いが楽しいという声もある作品です。

西尾維新は新垣結衣主演でドラマ化された「掟上今日子の備忘録」で話題になった作家で、出版元はライトノベルのレーベルではなく挿絵もありませんが、メディアによってはライトノベルに分類されています。

半分の月がのぼる空 橋本紡

C型肝炎で入院した主人公が、その病院である少女と出会い交流を深め惹かれていくも、その少女は不治の病を患っていることを知る。

ライトノベルでは珍しい、ファンタジー要素が一切ない青春恋愛小説です。アニメにドラマ、映画化までされた作品で、映画は池松壮亮、忽那汐里、大泉洋などをキャストに迎え撮影されました。

All You Need Is Kill  松坂洋

宇宙人から攻撃を受けている地球が舞台で、主人公はあえなく戦死するも目を覚ませば出撃する前日に戻っていた。そして再び戦死するか30時間たつたびに出撃前日に戻る、という一日を繰り返すようになっていることに。そのことに気づいた主人公はこれを利用し、経験を積んで戦いを有利に進めようとしていく。

ハリウッドでトム・クルーズ主演の映画にされたと話題になった作品で、ライトノベル作品がハリウッドで映画化されたのは初めてのことでした。

キノの旅 時雨沢恵一

「世界は美しくなんかない、そしてそれ故に美しい」という一文から始まります。 バイクに乗った旅人、キノが様々な国を旅していく話で、短編形式で訪れた国ごとに話が進んでいき、訪れたたくさんの国でさまざまな境遇の人と出会います。 文章がライトノベルとしては独特で、寓話的な話が多く古典的、おとぎ話のような流れで話が進んでいきます。

ライトノベルは中高生をターゲットにしているため手が出しづらい、と感じるかもしれません。しかしマンガや小説にもさまざまな作品があるように、ライトノベルにはそれ以上にいろいろな作品があります。ここで挙げた作品以外に大人でも楽しめる作品がありますので、ぜひ手に取ってみてはいかがですか。