インドアの元祖といえばやはり読書です。
活字を楽しむことは、ご自身の知識や教養を深めると共に、素敵な感動を得ることもできます。
さまざまな新しいエンターテインメントがリリースされる現代だからこそ、昔ながらの芸術に触れてみてはいかがでしょうか?
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本と一口に言っても、さまざまなジャンルがあります。今回は小説の楽しみ方について解説をしていきます。まだ本を読むのになれていない方や、これから読書を趣味にしたいと考える方へ、参考にしていただきたいです。
活字は「難しい」というイメージがあるかもしれません。不慣れな人にとっては苦痛かもしれませんが、実は映像や音よりもずっと広大な世界が広がる芸術と言えます。
「夕日」という単語を見てみましょう。文字にしてみればたった二文字の漢字ですが、イメージを膨らませると、さまざまな情景が広がります。「海に沈む夕日」「商店街を赤く染める夕日」もしかしたら何かに例えた「夕日」かもしれません。
想像の翼を広げるだけで、物語は豊かな風景となります。目の前にどんな世界観を構築するのはか読者次第。読む人によってさまざまな画が浮かぶのが、小説の面白いところと言えるでしょう。
新たな文学?ライトノベル
近年たいへん人気のある小説のジャンルに「ライトノベル」というものが挙げられます。特徴としては、アニメや漫画などとの相性が良く、さまざまなメディアミックスがなされる点でしょう。「萌え」要素の強い挿絵などが入るのも一般的な小説とは異なる点です。
ライトノベルは文学的な視点よりも、人を楽しませることを目的とした性質のコンテンツであると言われています。とは言え、純文学も当時はエンターテインメント性の強い、センセーショナルなものだったのではないでしょうか?ライトノベルはある意味、今の時代に寄り添った文学、と言えるでしょう。
今や読書もディスプレイで
読書の方法もテクノロジーの進化と共に変化してきました。紙媒体はもちろん健在ですが、今ではスマホやタブレットで楽しむ「電子書籍」が注目を集めています。
電子書籍の最も大きなメリットは蔵書量であると言えます。本来、絶版のものや発行部数が少ない書籍は、再度市場に出る可能性が低いため、手に入れることすら困難です。在庫という概念がない電子書籍は、今後ますますタイトルを増やし、読書好きに受け入れられていくでしょう。
読書はおだやかなひとときを与えてくれます。インドア派と相性抜群読書を、あなたの趣味のひとつに付け加えてみてはいかがでしょうか?